廃村地捨の田の道祖神
その道祖神にたどり着いたとき、竹藪の切れ目から日の光が
あたかもスポットライトのごとく道祖神の顔を照らし出した。
地捨の田(じしゃんた)は、北安曇郡八坂村の廃村。大平林道の途中から入った
その廃村には今でもぽつんと、しかし凛としてその村を守ってきた道祖神が存在する。
大平林道 |
林道からの入り口 |
道祖神の廻りの風景 |
穂高町の道祖神の様に手入れの行き届いた道祖神も確かに良い。しかし、山の中 の、人も住まなくなった廃村の道祖神の趣はそれとは全く異なった良さがある。 いまはもうその役目を果たし、ひっそりと人の来なくなった廃村の入り口にたたずむ 道祖神を見るといい知れない寂しさを感じる。 ただここの道祖神は隣村の田畑へ移設してもらえる可能性があるそうである。 土に帰する前にそうあって欲しい。そう思う。 | ||
地捨の田の道祖神 |
ここ地捨の田(じしゃんた)に入る道はまずわからない。 大平林道から入るのだが、初めて行ったときには全く わからなかった。 またその先も、道祖神にたどり着く道の分岐が難しい。 |
トラブル!
今回はとんでもないトラブルに見舞われました。 と言うのは、大平林道で車のオイルパンを打ち、 穴をあけてしまったのです。 その日はエンジンをいたわりつつ、急いで電話 の通じるところまで帰りました。そして翌日再 チャレンジ。そこで見つけたのがこれ! 左の木ぎれがその犯人でした。そして、その先 には右の写真のようにオイルの跡が・・・。 |