kokoton安曇野紀行#9

4月30〜5月2日 春たけなわの北安曇

kokotonは冬の安曇野が大好きですが、季節的にはこの季節が一番でしょうね。
安曇平ではポカポカ陽気で花が咲き乱れ、北安曇の山中でも山桜が満開です。

オレンジ色の枠が付いた写真はクリックすると大きな写真をご覧いただけます。


◆春の安曇野と言えば水を張った田んぼの畔に咲く芝桜

桜の次に春の安曇野と言うと、水を張った田んぼと畔に咲く芝桜がイメージでしょうか。
豊科インターから降りてまずはいつも芝桜がきれいに管理されているお馴染みの場所に
行って見ました。
芝桜の風景 畔に咲き乱れる芝桜
この日はあいにくの雨でしたが、そこかしこの水を張った田んぼにトラクターが入って
いました。晴れていれば常念を入れた風景も楽しめるスポットです。

◆ぶたのしっぽさんは取材

お昼は山麓線沿いの『ぶたのしっぽ』さん

右の写真は長野放送の取材中の『ぶたのしっぽ』さんです。
蕎麦も良いですが、「虹鱒のココナッツカレー」を楽しみに
ここを訪れます。

この季節、学者村の松林と天満沢沿いを散歩するのは
実に気持ちが良いんですね。すぐ裏です。
ぶたのしっぽ

◆そして北安曇野の山中へ

kokoton2号と春の山中 北安曇野の道を行くkokoton2号

kokoton大好き北安曇野の山中へ入るとこんな感じです。柔らかな緑に
溢れる気持ち良い世界でしょ。
これが実に気持ちが和みますよ。
春の山中1 春の山中2
北安曇野の少し遅い春はこんな感じかな。
桜も梅も、りんごの花もみんないっぺんに咲きますよ。
左は、狭い山中の田んぼを耕す老夫婦の方です。晴れたこの日はお二人で農作業に精を
出していらっしゃいました。
右は、花咲き乱れるリンゴ畑ですね。この写真ではチョット見ずらいですが地面も一面に花が
咲き乱れて別天地の様です。この地区全体が花に覆われて実に見事なんですよ。もちろん
観光客なんていません。

◆そして自然がいっぱいの世界

山ワサビの花 山中の廃屋 道祖神
自然がいっぱいの北安曇野山中です。

上の写真は、山ワサビの花です。ここから北の地域の山間の集落では
ワサビの栽培が盛んです。この集落でも葉タバコと、ワサビの栽培に
雪の無い季節だけ一軒のお宅だけ人が住んでいます。

そのお宅以外は、右上の写真の様に廃屋となってしまっています。
自然が沢山のこの辺りでは、何年かすると人の痕跡を無くすかの
様にその自然がゆっくりと包んでいきます。

右の写真がこの集落の道祖神です。
お顔は既に崩れ落ちてしまっています。砂岩で出来た道祖神は屋根
を付けてあげないと摩滅はアッと言う間に崩れてしまうのです。


いたどり 山菜だって力強い!

アスファルトを突き破って出てくる山菜の「いたどり」です。すごいでしょぅ、この力。食べると酸味が強くて中々ですよ。
この他にも「こごみ」「ぜんまい」なんかも美味しくいただきました。

たんぽぽは元気!
タンポポがすごいね。

東京は花の大きな外来のタンポポが多くなってしまいましたが、こちらのは小さ目の花がいっぱい咲く日本物でしょうね。(違っていたら教えてください)


いかがでしょうか、こんな雰囲気も味わわれては。安曇平の春も最高ですが、こんな山中の春も悪くないでしょ。


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