八坂村の道祖神
八坂村の道祖神


安曇野の北に位置する北安曇郡八坂村。ここは本当に山の中の村です。ここには
穂高町に見られる様な里の道祖神とはひと味違った山間部の道祖神が見られます。
kokotonが大好きで一番注目している道祖神エリアです。一部の道祖神を紹介します。

1.石畳
不明
2.一ノ瀬
明治14年
3.小菅
天保5年
4.布川
不明
5.栗尾平
文化8年
6.産羅川
明治22年
7.沢村
不明
8.中畑
明治12年
9.大平
不明
10.藤尾
不明
11.相川
万延1年

八坂村は全戸離村した村が多く、中にはそこにあった物が大事に集められているところもあります。
上の4.5.は現在は明野に、また6.7.8.は舟場にあります。ちなみに八坂村でいただける道祖神の
案内書”道祖神村八坂”にもまだ古い所在地になっているので見に行かれる方は注意してください。


3.の小菅の道祖神は別名”乳探り像”といわれ、男神が女神の胸に手を入れている事で有名な
像です。実はここ八坂村にはもう一つ、長畑にある道祖神も乳探り像です。


ページの初めの石仏郡の一番左は平梨の道祖神で、逆三角形をしているめずらしい像です。
以前は土に埋もれてしまっていたのを掘り出したそうです。


穂高神社に祀られる八坂村の道祖神
穂高神社の北の参道には何体かの八坂村の道祖神が祀られています。左の写真は八坂村谷洞の道祖神です。谷洞は現在の西大塚(平梨)から北西に入っていった所にあった集落で、今では廃村が載っている資料にも載っていないことが多くなってしまいました。

谷洞の他に南桑梨、間羽の道祖神も穂高神社に祀られています。穂高神社に行った際には是非とも見て下さい。

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